勉強会
令和7年7月8日 オンラインセミナーが開催されます
筑波産官学連携セミナー
ハッサク果皮が熱中症対策に効果的!?「熱中症になりにくい体を作る」
~農産物の新たな価値による社会課題解決と地域創生へ~
内容

近年、夏期の猛暑日の増加とともに熱中症の患者が多く発生しています。熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かず、体内に熱がこもった状態となる症状で、屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、死に至ることもあり、その対応は社会課題として認識されています。この社会課題を解決するため、TOPPAN 株式会社を中心とした産学官のグループは、和歌山県紀の川市において農産物が持つ新たな価値に着目したプロジェクトとして、柑橘類の果皮に多く含まれるオーラプテンを含んだ商品開発に取り組んでいます。オーラプテンは、「熱に弱い血管を守る」という作用を持ち、熱中症になりにくい体を作るために有効であるとされています。ただし、オーラプテンは、全ての柑橘類に含まれているわけではなく、柑橘類の中でも、ハッサクはオーラプテン含有量がトップクラスであり、紀の川市が全国有数のハッサクの生産地であることから、未利用資源の果皮を活用した地域活性化に繋がると期待されています。
本セミナーの講師は、「熱中症予防対策商品による地域産業創出」研究開発プラットフォームのプロデューサーでもあるTOPPAN 株式会社 情報コミュニケーション事業本部 ソーシャルビジネスセンター 永野武史氏で、本セミナーでは、同氏からハッサクの魅力とハッサクを使った地域活性化について、ご紹介いただきます。
■詳細、申込は下記をご確認ください■
https://www.affrc.maff.go.jp/tsukuba/top/event/seminor/seminar_2025/250708_opensemi.html
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日時
2025年7月8日 14時~15時半
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会場
オンライン開催(Microsoft Teams使用)。
※農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センターからライブ配信。
インターネット環境とPCがあれば、自席からご参加いただけます。